ビボウログ

飽くなき欲求を忘れるので留めるログ

小競り合い

でんわ なる。

 

air podsにけたたましい黒電話。

 

小学校からの電話。

 

私の娘がクラスのどこぞの娘とトラブルだと。

 

ああ、またね。

 

仕方ないよ、やなやつだもん。

 

えらそうだもん。

 

言葉が強いもん。

 

なのに群れるもん。

 

イジメになるからやめましょう。

 

ふうん。そんでそのどこぞの娘はそんなひ弱いかい?

 

いんやそんなことない。

 

彼女の眼を盗んで告げ口できるなんて

 

いろいろ長けている。

 

けんかは両成敗。

 

こっちもアレだが、そっちもそれじゃあねぇ。

 

といった、とんでもない母親である。

 

すみません。

 

こんなんでも子を産めば母親です。

ここから

 

力強いヴォーカルが罵るパワーソング鳴るイヤフォンつけながら

カジュアル色の強い店に似つかわしくない

マダム二人(一人おとなしい幼児連れ)に囲われている。

 

平日の自由気ままなニセ会社員は

こんなところで読書にふけったり、心理学の文献を漁ったりしている。

書庫に行く必要がない。趣がない。そもそもそんなもの必要ない。

 

「本当に」ってよく使うのは、嘘つきだからだろうか。

単なる自己防衛に突っ込みたくなるほど精神が退屈。

通常営業ってわけだ。

こんな平穏、望んでいて望んでいない。

 

為せば成る、為さねばならぬ何事も。

らしいよ。

 

頑張れる時だけ、頑張ればいいんじゃないかな。

 

とりあえず今日の9月の暑さは覚書しておこう。